そんな時期に、昔、命をかけて生徒を助けた先生のお話です。
こちら、山田町豊間根荒川地区に建つ石碑。
何の石碑かといいますと、昭和の頃、水泳の授業を行おうとした先生と子供達。
しかし、一人の生徒が川の深みにはまり溺れてしまいました。
小国テルコ先生はその時、その生徒を助ける為に川に入り、生徒は助かったのですが、テル子先生は力尽き溺死してしまうのでした。
その危険を顧みず、自分の生徒を助けたテル子先生の生涯を後世に伝える為、訓導顕彰碑が建てられました。
石碑にはその一連の事が書かれています。
裏側には、昭和18年に建立した文字が記しています。
盛岡市の岩手公園にある教育記念像には小国テル子先生の訓導の鎮魂の碑文がはめ込めれているので、お立ち寄りの際はご覧になってみて下さい。
山田にある石碑は、山田町豊間根荒川小学校入り口に生徒を守る様に建っています。